人はフィルター(色眼鏡)を通して見ている
信頼関係が崩れてしまった夫婦は、
信頼し合っていた時と例え全く同じ会話をしたとしても、
受け取り方、解釈の仕方が異なります。
何でもネガティブに解釈してしまいがちになってしまいます。
一見会話というのは声という音と音のキャッチボールなので耳で聞いているように考えがちですが、
実は脳で聞いています。
例えばあなたが文句や批判ばかり言うような人であれば、
相手にとっては、「あなたが口を開くときは大抵文句や批判だ」という認識で聞きますよね?
あなたがどんなことを伝えようとしても「文句や批判だな」というフィルターを通して受け止められてしまいます。
脳に(耳に)フィルターがかかってしまうのです。
これはメールやLINEにも言えることです。
文字情報となりますが、上記と同じような視点で考えると、
目で見ているように考えがちですが、実は脳で見ています。
文字情報ですと相手の表情や感情や身振り手振り等が見えないため 余計に誤解を招く原因となってしまいます。
決してメールやLINEを否定しているわけではありません。
とても便利なツールです。
すべてとは言いませんが、メールやLINEで会話した内容を、 ぜひ自宅でもう一度会話して共有してみてください。
すり合わせてみてください。
いろいろな気づきが生まれるはずです。
行間を読み損なうとまったく違って解釈されていることもあります。
例えば日中に夫が妻にメールをしました。
なんてことのないメールです。
仕事から帰宅すると妻が不機嫌。
もしかしたら夫のメールが何か他のことに誤解されて伝わってしまったのかもしれません。
良好な関係性であっても誤解されることがあるのに、
信頼関係が崩れている状態では誤解される確率が高まります。
気をつけてくださいね。
会話にしろ、メールやLINEにしろ、
そのフィルターを外してあげないといけないんですね。
相手があなたに対してどんなフィルターをかけているか、
それを意識してみてください。
逆に考えるとあなたにも相手に対して何らかのフィルターがあるはずです。
お互いのフィルターが外れて初めて本当の会話のスタートです。
当たり前のようなことですが、意外と忘れがちです。
特に長い間一緒にいる人が相手ですと相手の理解力に委ねてしまいがちです。
大村祐輔(オオムラユウスケ)
共依存で悩むあなたに「とことん付き合う」の精神で活動。あらゆるジャンルの学びから日常生活におけるささいな気付きまで、すべてをカウンセリングに活かす貪欲さを意識。 機能不全家庭で育ち、大学時代に共依存を研究、銀行員を経て、不倫をされ離婚したことをきっかけに現在のカウンセラーの道へ。7年間で約1,500名、カウンセリング回数約10,000回の経験から得たものを還元できるよう尽力。現在は再婚し、子育てから多くのことを学ぶ日々、そして感謝。→詳しいプロフィールはこちら
共依存で悩むあなたに「とことん付き合う」の精神で活動。あらゆるジャンルの学びから日常生活におけるささいな気付きまで、すべてをカウンセリングに活かす貪欲さを意識。 機能不全家庭で育ち、大学時代に共依存を研究、銀行員を経て、不倫をされ離婚したことをきっかけに現在のカウンセラーの道へ。7年間で約1,500名、カウンセリング回数約10,000回の経験から得たものを還元できるよう尽力。現在は再婚し、子育てから多くのことを学ぶ日々、そして感謝。→詳しいプロフィールはこちら
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