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「見捨てられ不安」が招く悲劇

いつも浮気(不倫)してしまう人-なぜ浮気(不倫)してしまうのか-

「いつも自分が浮気(不倫)をして関係が終わってしまいます…いつも同じことを繰り返してしまいます」

というご相談があります。

※このページの「いつも浮気(不倫)してしまう人」というのは、主に「浮気(不倫)を本当はしたくないのにしてしまう人」について書いています。罪悪感なく積極的能動的に浮気(不倫)をする人について書いているわけではありません。

 

「共依存」や「アダルトチルドレン」の特徴の一つに、「見捨てられ不安」がありますが、それが浮気(不倫)に走る原因の一つと考えられます。

捨てられ不安によって、

「いい人」でいないとパートナーに嫌われてしまうのではないか、

いつかこの人も自分から離れていってしまうのではないか、

いつか相手の自分を求める気持ちが薄れていってしまうのではないか、

のような怯えが生まれます。

「条件付きの愛情」で育てられたために安心感を保つこと、感じることができないのです。

 

付き合いが長くなるにつれ、当初の燃え上がるような気持ちは薄れていくと思います。

恋から愛に移行していきます。

これは健全な移行です。

ただし見捨てられ不安を抱えている人は、ずっと自分への燃え上がる気持ちをパートナーに保ち続けてもらわないと極度の不安に陥ります。

人間誰しも四六時中お互いにお互いを思い続けることなんて不可能ですよね。

なんとなく素っ気ない時もあるでしょう。

家に帰っても仕事のことで頭がいっぱい、なんてこともあるでしょう。

ただ疲れているだけかもしれません。

しかし、見捨てられ不安を抱えた人は、そういった事情を考慮せず、ちょっとした些細なことですべてを拒否された気持ちになってしまうのです。

 

それは潜在意識で、

「こんなに長く幸せが続くわけがない」

と思っている、ということも原因の一つです。

「幸せのアッパーリミット」と呼ばれています。自分で幸せに上限をつけてしまうのですね)

機能不全家族で育った結果生まれた無意識の信念とも言えるでしょう。

 

そのため、不幸に戻るための材料を無意識で探してしまうのです。

そういった目でパートナーを見ていれば、必然的に「パートナーは自分を愛していないのではないか」という材料はたくさん見つかります。

人は自分の信念に合うように物事を見るからです。

 

こうして、

嫌われる前に、傷つく前に、自分から離れてしまおう、他の人の所に行ってしまおう、

となり、浮気(不倫)という結果になるのです。

 

本当は今のパートナーに充分に愛されているにもかかわらず、自分で勝手に「愛されていない、嫌われている」と判断してしまっていることも多いです。

 

これらは回避依存症の方の傾向でもあります。

一回一回の恋愛や結婚の期間が短期間であることが多いです。

 

なぜ弱い人とズルい人は結びつくのか

浮気(不倫)をする方というのは、自己肯定感が低い方が多いです。
自己肯定感が低いから浮気(不倫)をする、
と言っても過言ではありません。

逆に、自己肯定感が高い方は浮気(不倫)をしません。

浮気(不倫)をする方は、常に誰か自分にパートナーがいる状態でないと次にいけない、という点で弱いのです。
それに関連して、あまりフリーな人と付き合おうとしません。
成就できなかった時に傷つくからです。
よって、既にパートナーがいる人(既婚者等)を好きになりやすいです。
「不倫だから成就できなくて当たり前だ」と成就できなかった時の言い訳ができるからです。
そういった保険なしではいられない弱さがあります。

こういった弱さを嗅ぎつけてズルい人が寄ってきます。
弱さとズルさはとても相性が良く、結びつきます。
ズルい人も弱い人であり、弱いという意味では両者共に同じです。

自己肯定感の低さや自分を大事にしていない何かを見透かされて近づかれていることが多いです。
そういった方は、自分は2番手3番手でも良いと思っていることも多く、自分を大事にしないことを自分で肯定してしまっています。
そのため、ズルい人、つまり、既にパートナーがいる方(既婚者等)ばかりが近づいてくる、ということが起きます。

決して能動的ではないですが、結果的に浮気(不倫)というかたちになってしまいます(自分にパートナーがいれば浮気になるし、自分にパートナーがいなければ相手の浮気に乗っかるかたちになるし、自分もしくは相手が既婚であれば不倫になります)。
心当たりのある方は多いのではないでしょうか。

根底に見捨てられ不安がある方は、結果として恋愛・結婚が途切れず、一人になる機会がなかなか訪れないことがあります。
常に誰かに満たしてもらっている状態が続き、自分と向き合う必要のない状態のまま歳を重ねていきます。
歳を重ねれば重ねる程、自分と向き合い、改善することが難しくなります。
そういう意味で、変にモテてしまう方は不幸な面があります(変にモテてしまう方、というのは、別れたらすぐに他の誰かに付き合おうと言い寄られる方、既にパートナーがいる方(既婚者等)ばかりに言い寄られる方、自分から言い寄ればすぐにOKしてもらえる方、等のことです)。
自分と向き合う機会が訪れない、という面で不幸なのです。

また、自分に見捨てられ不安があることに気付かず、誰かに満たしてもらっている状態を、自分で自分を満たせていると勘違いし、自己肯定感が高いと思っている方もいます。
どうも恋愛や結婚がいつも上手くいかないという方は、一度一人になる時間を意識して作った方が良いと思います。
そういった勘違いに気付ける時間を設けた方が良いです。
このような、自分に見捨てられ不安があることに気付かない方は、上に書いたような、変にモテてしまう方に多いです。

いずれにしても、一人でいられる自分になることです。
そして健全な恋愛・結婚をできる自分になることです。

いつも浮気(不倫)されてしまう人-なぜ浮気(不倫)されてしまうのか-

一方で、

いつも浮気(不倫)をされて関係が終わってしまう、

という相談もあります。

 

これも潜在意識で、

「こんなに長く幸せが続くわけがない」

と思っていることが原因の一つです。

 

いつも浮気(不倫)してしまう人と根底は同じなのです。

 

「浮気(不倫)しているのではないか」という目でパートナーを見るため、必然的に証拠(のようなもの)はたくさん見つかります。

人は自分の信念に合うように物事を見るからです。

そのため、それが本当に浮気(不倫)の証拠なのかどうかは注意して判断する必要があります。

勝手に証拠として見てしまっている可能性があることは頭に入れておいてください。

もし浮気(不倫)がなかった場合、疑われたパートナーは気分を害します。

そこから関係がギクシャクしてしまいます。

 

このような人はパートナーに対して、

自分のことが好きかどうかが心配で試し行動をする傾向にあります。

 

試されるってパートナーからしたら不愉快ですよね?

試されてるなっていうのは相手はわかるものです。

信頼されていないな、と思うものです。

 

そういうことが続くとパートナーの心が離れていくきっかけになってしまいます。

 

「不安なのだから仕方ないじゃないですか!」

確かにそうです。

「浮気されました、もう本当に最悪ですよね!」

おっしゃることはよくわかります。

どんなことがあっても浮気(不倫)して良い理由にはなりません。

 

ですが、いつも浮気(不倫)をされてしまうということがなぜ繰り返されるのか。

パートナーが他の人に替わってもなぜ繰り返されるのか。

どこかで自分に目を向けていただきたいのです。

浮気(不倫)されやすい人の特徴

結論から言うと、浮気(不倫)されやすい人の特徴は、
パートナーのお母さん役・お父さん役になりがちな人です。
マネージャーのような人とも言えます。
共依存的な人ということです。

夫婦関係・恋人関係ではなく、親子関係にしてしまうと良くないです。
夫婦や恋人同士はお互いが同列にいる関係ですが、親子関係は同列ではありません。
パートナーに「浮気(不倫)しても良いかな」という気持ちを芽生えさせてしまうだけでなく、浮気(不倫)への罪悪感すら失わせてしまいます。
なぜなら相手が親だからです。
そのため、浮気(不倫)した側は、浮気(不倫)がバレた際に、まるでおもちゃを取られた時の子どものような態度を示すことがあります。

パートナーが他の人に替わってもいつも浮気(不倫)をされてしまうという方は、辛いですが、どこかで自分を変える勇気を持たないといけません。
どんな理由であれ、浮気(不倫)をする方が悪いわけですが、あなたが本当に変わりたいなら、厳しいですが「パートナーが悪い」と言っているだけではいけないと思います。

いずれにしても「見捨てられ不安」は良い結果をもたらしません。

見捨てられ不安は言い換えれば自己否定感です。

結局そこにいきつきます。

自己肯定感を向上させることが大切になります。

自己肯定感が低いから、健全な人にとっては取るに足らない些細なことも、自分を攻撃する大きな事、と捉えてしまうのです。

 

「自分は価値のない人間だ」

「生まれてくるべきではない人間だ」

最初から(生まれた瞬間から)既に思って生まれてくる人なんていないです。

徐々に自己肯定感が下がっていったのです。

関連ページ ⇒ 共依存脱却の教科書

「見捨てられ不安」もやはり親が原因

生まれた瞬間から自分に対して、

「ダメな人間だ」

なんて思って生まれてくる赤ちゃんは1人もいません。

 

赤ちゃんなのだから、考えることができる状態ではないのだから当然だ。

という声が聞こえてきそうですが、そういうことを言いたいのではないことはわかっていただけると思います。

 

乳児期、幼少期を経て成長するわけですが、いちばん身近にいる人は誰でしょうか?

当然親ですね。

 

ですから、自己肯定感が低くなる原因として親の影響が強いのは言うまでもないことです。

幼い子どもは親なしでは生きていけません。

家や食事やその他経済的に頼らざるを得ません。

 

それを利用して、躾という名目で、あくまでも一つの例ですが、

「いい子にしなかったらこのうちから出ていきなさい」

「あなたはうちの子じゃありません」

という言葉を投げかけてしまう親がいます。

 

乳幼児期の子どもにとってこの時期は、母親への基本的な信頼感や安心感を確立する時期です。

無条件の愛情とスキンシップが大切な時期です。

幼稚園や保育園等で親と一時的に離れてしまう僅かな時間でさえも、この時期の子どもにとっては大きなストレスとなります。

そんな状態で上記のような言葉を投げかけられたら、親に安心感を得るなんてことはおそらく無理でしょう。

この時期に生じた見捨てられ不安が成人してからの人間関係に尾をひくのです。

この時期の記憶が潜在意識に刷り込まれているのです。

幼いながらもしっかり記憶されているお子さんもいます。

過去の事実を書き換えることはできませんが、過去に対する考え方、感じ方、受け止め方は変えることができます。

安心してください。

回避依存症のパートナーとの関わり方

あなたのパートナーは距離を縮めようとすると離れていく傾向にありませんか?
もし当てはまるなら、回避依存症の可能性があります。

親密な関係を持とうとすると重荷と捉えられてしまうのです。
本当に自分に好意を持っているのだろうか?
と疑問に思うくらい愛情表現に乏しいのも特徴です。

機能不全家族で育ち、自分のパーソナルスペースを守れなかった人に多いです。
そのため、ほんの些細なことでも自分への攻撃・侵入と捉えます。

共依存者は自分を必要として欲しいために過度に世話をしてしまいます。
しかし、回避依存症の人は他の誰かを頼ろうとはしません。

なぜなら、回避依存症の人は、
「本当の自分を知られたら嫌われる」
という「見捨てられ不安」が根底にあるからです。

この根底にある感情を知っておかないと、共依存者にとっては物足りなく思い、どんどん侵入していきたくなります。
好意を受け取ってもらえないために不安になり、さらに好意を与え続け、そのためにどんどん距離が縮まるどころか離れていってしまう、そんな悪循環(負のループ)にならないように気をつけましょう。


上記の「いつも浮気(不倫)してしまう人」のところでも少し触れましたが、 回避依存症の人は自分が傷つく前に離れようとします。

回避依存症の人がなぜ浮気(不倫)をするのかというと、 他に恋人を作ることで親密さを分散するためです。
交友関係が広く浅いという特徴もこのようなことから生まれます。

納得ができないかもしれませんが、 回避依存症のパートナーと上手くやっていくには、 「適切な距離」を見つけることが大切になります。

  • このページの記事を書いた人

大村祐輔(オオムラユウスケ) 共依存で悩むあなたに「とことん付き合う」の精神で活動。あらゆるジャンルの学びから日常生活におけるささいな気付きまで、すべてをカウンセリングに活かす貪欲さを意識。 機能不全家庭で育ち、大学時代に共依存を研究、銀行員を経て、不倫をされ離婚したことをきっかけに現在のカウンセラーの道へ。8年間でカウンセリング回数約12,000回の経験から得たものを還元できるよう尽力。現在は再婚し、子育てから多くのことを学ぶ日々、そして感謝。 → 詳しいプロフィールはこちら